薬剤師の企業への転職!把握しておきたい仕事内容や年収について

薬剤師転職
キメ子
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初めまして!キメ子( @kimeko01)と申します。こちらでは企業への転職について解説しています。

企業薬剤師の求人はドラッグストアや調剤薬局といった、一般薬剤師の求人と比べて圧倒的に数が少なくなっています。

30代で年収1000万円を超える業種もある一方、企業へ転職すると年収が下がってしまう業種もあります。

しかし、福利厚生や人事制度が整っているのでプライベートを充実させやすく、すぐに応募も殺到する人気の職種です。

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キメ子@薬剤師KING編集長

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企業薬剤師の平均年収について

薬剤師業界全体からみて企業薬剤師の平均年収はどの位置に当たるのか、様々なデータを元に割り出してみました。

参考までにご覧ください。

 

1.薬キャリエージェントに掲載中の求人から算出した企業薬剤師の平均年収

分類 都市部エリア その他エリア
調剤薬局 年収507.1万円 年収522.1万円
ドラッグストア(調剤併設含む) 年収542.2万円 年収556.3万円
病院 年収467.2万円 年収490.8万円
企業(企業・医薬品卸・治験) 年収504.8万円 年収532.0万円

データ出典:業種別にみる薬剤師の平均年収 | 特集 | 薬キャリ 職場ナビ by m3.com

※2017年7月時点、薬キャリに掲載中の薬キャリエージェント求人より算出

求人に記載されている年収なので、昇給などを加味すると平均年収はやや低めの値になっていると言えます。

都市部エリアとその他のエリアで違いがあるのは、関東圏や大阪には薬学部が多いのが理由です。

薬剤師の数が足りていて、相対的に提示する年収が低くなっている傾向があります。

 

2.DODAの公表した職種・業種別の平均年収ランキング

DODAの公表した平均年収ランキングによると、MR職は709万円、医薬品メーカーは611万円と医療関係の営業職が上位にランクインしていました。

 

3.四季報のデータから見る平均年収

分類 区分 平均年収
製薬企業 中外製薬 983万円
大正製薬ホールディングス(大正製薬) 924万円
ロート製薬 737万円

データ出典:四季報オンライン

製薬企業は四季報のデータを使用しています。薬剤師以外の従業員の給与を合算した値なので実数値は上記データより高い傾向があります。

 

4.MR職、外資系のCRA職は年収1000万も狙えるが実力主義なのは注意

MR職や外資系のCRA職は30代で年収1000万近く稼ぐ事ができる職種です。

国内でも1000万円を超えるものもありますが、特に外資系の製薬会社で働けば、より高年収を狙う事ができます。

給料水準はどの製薬会社でも高いですがその裏には長時間労働や接待、書類作成などの内勤業務などで多忙になりやすく、高待遇にしないと人が定着しないといった問題があるからです。

仕事に情熱を注げる人は年収1000万の水準には達する事ができますが、それ以降は高度な営業スキルと人望、運などが必要となってきます。

 

企業薬剤師の種類・仕事内容について

調剤薬局やドラッグストアなどの薬剤師とは違い、企業内で一定の人を相手に業務を行なう企業薬剤師ですが企業も様々な種類があり、果たす役割もそれぞれ違っています。

 

1.研究職

研究職は各種メーカーに勤めて、新しい医薬品の種を研究するのが仕事です。

製薬会社にとっては大きな利益を生み出す事ができ、自分が研究した薬で多くの人の病気が治せるかもしれないといった可能性を秘めているので非常にやりがいがあります。

研究職は大手企業に勤めると1000万を超える事も珍しくありません。

 

2.開発職

開発職は製薬会社や化粧品メーカーなどの研究・開発部門に就職し、新しい薬の開発に携わります。

開発段階の薬の治験データを取ったり、副作用の有無などを調べたりし、安全性を確かめるのが主な仕事です。

薬学についての深い知識が必要となる仕事で、キャリアがあれば1000万の収入を狙えます。

 

3.学術職・DI業務

主に自社製品の情報をMRや医療関係者に対して伝える仕事を行います。

医師や薬剤師が薬についてわからない事があったとき、メーカーに問い合わせしますが、その対応をするのが学術職にある薬剤師の仕事です。

また、一般の人から医薬品に対する問い合わせに答えるコールセンター業務やメディカルライターの業務、薬事申請の業務も学術職の仕事とされる事があります。

 

4.MR職・MS職

MR職は病院や薬局を回って自社の薬の営業活動を行ったり、その薬の適正な使用についての情報を医療従事者に提供するのが主な業務になります。

MS職は医療機関に対して製薬会社が製造した医薬品の価格交渉を含めた販売活動や医薬品の適正使用や安全性などの情報提供を行なう事が主な業務です。

 

5.薬事申請

各種メーカーが医薬品、医薬部外品、化粧品、医療機器等を製造販売・輸入販売するためには厚生労働省から承認を受ける必要があります。

薬事申請担当の薬剤師はこの厚生労働省から承認を受ける為の申請手続きをする仕事です。

主な業務としては、申請書類作成業務、資料点検、監査報告書に対する回答作成業務などがあります。

現状、医薬品のマーケットは日本国内より中国や欧米の方が確実に大きいため、薬事申請業務には英語が必須です。

 

6.企業・医薬品卸の管理薬剤師

医薬品卸に勤める管理薬剤師の主な業務は医薬品の在庫管理と発注、法令遵守のチェック、医薬品の資料作成・社員教育などがあります。

給料は昇給と共に上がっていき、ほぼ定時で帰宅する事ができるのでプライベートを充実させやすいといったメリットがあります。

 

7.企業内診療所薬剤師

企業内診療所で働く薬剤師の主な業務は企業ごとに業務範囲に違いがありますが、調剤業務、薬剤管理、職員の健康管理などになります。

薬剤師の免許以外特別な資格は必要としません。

求人数はとても少ないですが社内に託児所や保育所がある事がおおいという傾向がある為、女性薬剤師には人気の職場です。

ただし、企業内診療所で薬剤師を雇っているところはほとんどありません。

 

8.臨床開発モニター(CRA)

CRAは企業メーカーに所属して、治験を進める為の総合プロデューサーのような役割をしています。

主な業務内容は、治験を実施する病院や医師の選定・契約、治験薬の準備、被験者の募集・登録、治験の結果報告書の作成などになります。

治験全てにおいての舵取りをし、全ての流れに触れる業務の為、マネジメント力やリーダーシップ力が問われます。

 

9.治験コーディネーター(CRC)

CRCは病院に所属し、治験を現場で支えるといった役割をします。

主な業務内容は、治験の準備、被験者へ治験の内容説明、現場スタッフのサポート、製薬会社の治験依頼者のフォローなどになります。

 

企業薬剤師として働くメリット・デメリット

メリット デメリット
  • 調剤以外のビジネススキルは身に付きやすい
  • 職種によっては高年収を目指せる
  • 企業なので長期休暇を取りやすい
  • 調剤経験が身に付かない
  • 患者とのコミュニケーションがない

企業薬剤師は福利厚生が整っており、他の業種よりも比較的有休などの休みがとりやすいといったメリットがあります。

土日祝日は基本的に休みなのでプライベートの時間を確保しやすく、その他の業種に比べるとストレスもたまりにくいといった声が聞かれます。

デメリットとしては調剤から離れる為、全く調剤経験を積めなくなる事や患者に直接関わる事が少ないといったものがあります。

 

企業薬剤師は狭き門。転職難易度は非常に高い

未経験でも転職できる可能性がある職種 未経験では転職が難しいとされる職種
  • 臨床開発モニター(CRA)
  • 治験コーディネーター(CRC)
  • 企業・医薬品卸の管理薬剤師
  • 学術職・DI業務
  • 薬事申請
  • 研究職
  • 開発職
  • MR職・MS職
  • 企業内診療所薬剤師

企業薬剤師はポジション自体が希少な為、他の薬剤師職と比べると圧倒的に求人数が少ない事が言えます。

転職する際に求人を見ると非公開求人になっている事が多く、正社員の募集に限られます。

非常に狭き門ですがタイミングが合えば見つかる事もあるので、今後のキャリアプランを考えるなら在職中から狙うという事も得策です。

 

企業薬剤師に転職するための3つのコツ

非公開求人が圧倒的に多いとされる企業薬剤師への転職を、他社より有利に進めるにはどのように動いたらいいのかをまとめました。

 

1.企業への転職に強い転職サイトに複数登録する

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母体のマイナビが企業へ強いパイプを持っている

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企業の求人数が多い

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非常に求人数の少ない企業への転職は、複数の転職サイトに登録して情報を集める事をおすすめします。

求人を公開すると応募が殺到するため、非公開求人が多いとされる企業薬剤師ですが、転職サイトに登録する事で情報を得る事ができるようになります。

担当者はこまめに企業に顔を出しており、直接案件を紹介してもらえる事もある為、いい担当者に当たった場合はいち早く情報を掴む事ができます。

 

2.求人数が少ないためこまめにチェックする

調剤薬局やドラッグストアなどと比べて非常に求人数が少ない為、こまめにチェックする事が必要ですが在職中だと見逃してしまう事があるかもしれません。

転職サイトに登録すると、あなたの代わりに求人を探し出してくれるのでレアな求人も見逃す事がありません。

 

3.キャリアコンサルタントに相談する

転職サイトに登録すると、転職のプロであるキャリアコンサルタントが無料で担当についてくれます。

キャリアコンサルタントは企業側と直接会って非公開求人などの情報を入手してくれる事もあり、いい担当者に当たるといち早くあなたの魅力をプッシュしてくれます。

複数サイトに登録するとそれぞれ担当者が付きますので、自分に合う担当者を見つけて転職活動を進める事が大切です。

 

企業への転職は非常に大変。マメに求人をチェックしよう

ドラッグストアと比べて年収が低くなってしまう業種もありますが、福利厚生などがしっかりと整っていて、休みも取りやすい企業薬剤師は大変人気の業種です。

ポジション自体が希少なので非常に狭き門ですが今後の人生設計をしていく中で働きやすい職場環境だという事を考えると狙わないのはもったいないほど。

しかし、在職中に業務をこなしながら希少求人をいち早く見つけ出す事は困難なので、転職サイトに登録して専門のキャリアコンサルタントにサポートしてもらいましょう。

キメ子
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薬剤師の企業勤めは狭き門です。もしも転職希望なのであれば、早めに検討することを推奨します。

 

MR職などは高年収を狙えますが、一般の人と競合するので転職難易度はかなり高いと覚えておきましょう。

 

ちなみに企業への転職に強い転職サイトは、以下の2つがおすすめです。検討してみてくださいね。

企業への転職に強い転職サイト3選

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またキャリアコンサルタントの質にはバラつきがあります。

今後のキャリアに影響を与える大事な要素なので、複数サイト登録をしてコンサルタントを比較しましょう。

それと転職活動が正解ではないケースもあります。あえて転職せずに、今の職場で努力する選択肢も忘れないでください。

情報の正確性には細心の注意を払っていますが、間違っている情報があればコメント欄で指摘して頂けるとありがたいです。

メディアに掲載している情報で不明点があるならば、お問い合わせフォームかコメント、LINE@からご連絡ください。

併せてメディアコンセプトもご覧ください。
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