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転職を考える時、次の転職先では長く働き続けたいと思いますよね。
慎重に転職活動を進めていても時には転職してから失敗に気付く事もあります。
初めて転職活動を行う方は経験値が少ないので事前に調べておきたい情報なども見落としがちです。
そこで、先輩薬剤師の転職活動における失敗談や正しい転職方法について詳しくまとめてみました。
薬剤師の転職に失敗した体験談を集めました
こちらでは薬剤師の転職でよくある失敗談をまとめてみました。参考までにご覧ください。
1.勤務時間・賃金体系が聞いた内容と違っていた
私の先輩も転職サイトに登録して転職活動を行ったようなのですが、実際に働いてみると、勤務時間・賃金体系が事に知らされていた内容と全然違っていたらしく後悔していました。
私は絶対失敗したくありません!!引用元:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10156256905

こちらは転職後にミスマッチに気づいたパターンです。これに関しては後述しますが、ある程度回避は可能です。
簡単にいうと事前のリサーチが不足していた。質の悪いコンサルタントの勧めで転職してしまったことが原因です。
2.パワハラがあった
一人でする仕事量じゃないです。ピッキング、自賠責請求、労災請求、処方箋入力、レセプト、患者対応、薬の発注、電話対応、病院からの問い合わせ、備品発注、その他の入力。
上司は「言い訳だ。あなたには時間がある」といいます。ほかの店舗で1人だけで事務してる人もいるって……その人と私は違うのに……
引用元:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11211051936

こちらは薬剤師さんではなく、調剤事務を行っている方の口コミですが薬局内でパワハラがあったというものです。
ちなみに調剤事務も一人ですが、薬剤師も一人体制で回しているので大変そうです。
こちらに関しては防げるケースと、防げないケースがあるので難しいところですね。
事前にシフト表などを確認して、一人薬剤師状態になってないかチェックしたり、職場見学を必ず行いましょう。
3.人間関係の悩み
しかし、転職後は人間関係に悩み、正直人間不信に陥っている状況です。
そこからというもの以前の職場では、積極的に自己啓発に励んでいたものの、今ではやらなくてはいけないことにもなかなか手をつけれなくなり、毎日が憂鬱です
出勤途中、仕事中、何故だか悲しくて涙が溢れることもあります。引用元:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13139440288

こちらは製薬メーカーから病院薬剤師に転職した方の口コミです。
病院での複雑な人間関係に挫折してしまったパターンです。こちらに関しては情報が少なくて、なぜ失敗したかは分かりません。
本人が病院薬剤師に向いていなかった可能性もありますが、職場の雰囲気をもっと調べていれば防げたかもしれません。
4.お局様にいじめられる
現在中規模病院で働いているのですが、お局様との人間関係に心身共に疲れ果ててしまいました。入職初日から「邪魔!」と一喝され。(何をしていいかわからず、忙しいところに私が何をしたらいいですか?と聞いたのがいけなかったのだと思います。)何か失敗をするたびに「もうやってらんない!」と怒られ、泣きながら仕事をすることも何度もありました。
引用元:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1395267663

こちらに関しては病院にめんどくさいお局がいたパターンです。
これに関しても難しいのですが、事前に職場のリサーチをしていれば、回避できたかもしれません。
5.サービス残業があった
調剤薬局の薬局長
サービス残業月30時間
休日日曜、半休2日
立ちっぱなしで体力使う
クレーム処理もある
仕事は神経使うしかなり高度引用元:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14170634634

こちらは薬局長として勤めている方の口コミです。
新卒で入ったのか、転職して入ったのかは定かではありませんが、サービス残業が30時間を超えています。
こういったケースも転職時には絶対に避けたいですよね。
薬剤師が転職に失敗する7つの理由
薬剤師が転職で失敗してしまう原因は様々ですが、具体的な理由を代表的なもの7つに絞ってまとめてみました。
1.決断が早すぎる
求人票だけをみて雇用条件などが自分に合っていると、すぐに決断してしまう人がいます。
実際に職場の雰囲気をみたり、本当に求人票通りの雇用条件なのかを確かめずに決断する事はかなりのリスクであり、避けるべきです。
1人のキャリアコンサルタントに転職先の概要を聞いて決断してしまうのも、他と比較できずにいい案件を見逃してしまう可能性があります。
同じ転職先でも転職サイトごとに雇用条件が違っている事もある為、すぐに決断せず、よく考えて転職活動を行いましょう。
2.自分のキャリアを過信し過ぎている
病院薬剤師から調剤薬局やドラッグストアに転職する薬剤師は多くの臨床知識と処方箋を目にして勉強した経験がある為自分のキャリアを過信して態度にでてしまうことがあります。
調剤報酬などの知識もないのに横柄な態度をとってしまうと偉そうにした態度が鼻につき、周りの薬剤師と連携をとれなくなります。
経験が豊富だったとしても転職先では新人だという事を忘れず、謙虚な姿勢で転職活動を行う事が大切です。
3.求人票の表面的な情報・待遇のみで判断してしまう
求人票には表面的な情報や待遇しか記載されていません。
よくあるのは1日の処方箋量、科目、勤務している薬剤師の数だけで判断してしまうことです。
これは失敗するパターンで、後述する職場見学を行っていないと転職後のミスマッチの原因となってしまいます。

実際に転職にして失敗したケースとしては、求人票に書かれていた処方箋の枚数より全然多かった。職場の雰囲気が悪かった。
設備が古く働きづらい環境だった。実質一人薬剤師状態だったなどがあります。
転職に成功された方が口を揃えて言うのは、職場見学の重要性です。軽視はできない要素ですね。
4.転職先の職場見学をしていない
見学を希望して断ってくるような店舗もない為、転職先の職場見学は必ず行う事が得策です。
万が一断られた場合はその理由を聞けますし、何かみられたらまずい情報がある可能性があるからです。
見学に行く事で実際の薬剤師の数や距離感、職場の雰囲気などを確認することができます。
自分に合わないところは見学に行った際に若干の違和感を感じたりするものですので必ず職場見学は利用するようにしましょう。
5.辞める理由と転職する目的が不明確
実際に転職を考える人は職場の人間関係がうまくいかなかった事が引き金になっているというのがほとんどです。
職場内の人間関係が悪いと仕事がやりづらくなるので仕方のない事ですが、人事異動などで解決できる場合は安易に転職をせずタイミングを見計らって異動するのも一つの手です。
万が一次の職場でも人間関係が悪くなった場合の事も考えてどう解決したほうがいいのかを見直す事も大切です。
6.質の悪いコンサルタントの紹介で転職してしまった
転職サイトなどで質の悪いコンサルタントに当たってしまうと自分の意図しない求人を紹介されたりきちんとしたリサーチを行なっていない場所への転職を勧められたりします。
転職サイトではコンサルタントの質は様々で、病院関係に強いコンサルタントや薬局関係に強いコンサルタント、企業に強いコンサルタントなどそれぞれ特徴があります。
評判のいい転職サイトに登録しても、自分の担当者が質の悪い人だという可能性もある為、複数登録して見極める事も大切です。
7.コンサルタントに転職を任せきりにしてしまった
転職をする際にコンサルタントを活用する事は転職を成功させる為の近道ですが、あまりにもコンサルタントに任せきりにしてしまうのは大変危険です。
コンサルタントがいい求人だと思っていてもあなたにとっては条件の悪いものかもしれません。
自分の目で見て、情報を収集したほうが最終的に納得のいく転職が出来るので任せきりにはせず、きちんとあなた自身が決断しなければなりません。
百聞は一見に如かずとはよくいったものです。
失敗しない薬剤師転職の5つのコツ
転職に失敗しない為には事前に徹底したリサーチや自己分析などを行う事も大切です。
次の職場で長く働く為にも必ず行いましょう。
1.自己分析をして退職理由を明確化する
現職を退職する理由を明確化することで、転職先に求めることが見えてきます。ここを明確にしないまま転職すると、何度も転職や失敗を繰り返します。
また退職理由が人間関係なら、コンサルタントに職場の環境を聞いたり、職場体験時にチェックする事も大切です。
2.徹底的に職場の情報収集をする
常に転職先の情報にアンテナを張り、時には自分の足で現場の声を聞くなどの情報収集を行う事も大切です。
コンサルタントを使って情報を聞き出す事も大切ですが、実際に利用してみる事でより多くの情報を得る事ができます。
転職先の内情をより詳しく知る為にも良い点や悪い点などを紙に書き出したり、客観的に見つめてみる事も必要です。
3.必ず職場体験をする
調剤薬局でいうと午前中や、学校・仕事帰りの人で混む夕方のタイミングで勤務先の見学をする事をオススメします。
なぜなら一番忙しい時間帯なのでその時の薬剤師の対応や雰囲気をみる事ができるからです。
企業からすると避けてほしい時間帯ではありますが、実際に見に行くと「経営者が働くくらい忙しい職場なのか」「人手が足りてないのか」など考えたり予測することが可能です。
調剤室の中や投薬の見学は、忙しい時間帯は難しいです。
表側の見学をしたい場合は午前や夕方、職場の内側の見学は空いている時間帯がおすすめです。
4.分からないことはコンサルタントに相談する
現状転職を希望する薬剤師の8割の方がコンサルタントに相談して転職を成功させています。
在職中で忙しい人は転職活動にあまり時間がかけられず、どうしてもリサーチ不足になってしまうからです。
仕事のできるコンサルタントはすぐに職場見学の約束を取り付けたり、内部の細かい情報などを仕入れてくれます。
連絡もマメにくれ、わからないことがあるとすぐに調べてくれる為、コンサルタントを利用する事が大切です。
5.質の良いコンサルタントに出会うために、複数の転職サイトに登録する
評判のいい転職サイトに登録してもあなたの担当者が質の良いコンサルタントとは限りません。
中にはすぐに転職を急かしたり、応募や入社に至っても決断を迫ったりするコンサルタントもいます。
十分な情報収集を行わないまま進めてしまうと、次の転職先でトラブルの元になってしまうので合わないコンサルタントはすぐに切り捨てるのも大切です。
複数の転職サイトに登録する事で自分に合った担当者を見つける事ができます。
薬剤の転職失敗談を知り正しい転職活動をしよう!
薬剤師の転職は比較的スムーズにできますが、中には転職後に違和感を感じてまた転職を行うような人もいます。
あまりにも転職を繰り返していると回数が増えるに連れ、今後の転職が厳しいものになってしまいます。
転職を成功させる為にもまずは転職経験のある人の失敗談を知り、同じような失敗を繰り返さない為に頭にいれておくことが大切です。

転職の失敗の中には事前にリサーチをしていれば、防げたものが多く存在します。
そのために大事になるのが質の良いキャリアコンサルタントの選定と、自分から能動的に情報収集を行うことです。
これらを意識して行うことが転職成功の鍵ですよ。
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